「久保建英」にプレミアが熱視線 「今度こそビッグクラブ移籍が実現しそう」

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 久保建英(23)は今夏のパリ五輪に出場しなかった。

 所属しているスペインリーグ・ソシエダの許可が得られなかったからである。

「ソシエダは、五輪期間前後に、彼を売って移籍金を稼ごうとしていたのです」

 と、サッカーライターが解説する。

「五輪に出られると、移籍先への合流が遅れるし、けがのリスクもある。移籍金を値切られてしまいます」

 2021年の東京五輪準決勝で日本はスペインに惜敗し4位。司令塔の久保は号泣しリベンジを誓ったが、それはかなわなかった。

 結局、パリでは久保不在のまま準々決勝で再びスペインと戦い、完敗した。

久保に熱視線を送ったクラブは

 一方の久保はというと、

「移籍を果たせないままシーズンが開幕。悔しさ、虚しさは想像に難くないですが、気丈にもソシエダで奮闘しています」

 11月28日、FIFAが発表した今季のベストイレブン候補に名を連ねると、同日行われたUEFA欧州リーグの対アヤックス戦では1ゴール1アシストを記録し勝利に貢献した。スタンドでは、かねて久保に注目しているプレミアリーグの名門アーセナル、リバプールのみならず、強豪アストン・ヴィラ、ニューカッスル・ユナイテッドのスカウトたちも熱視線を送ったという。今月1日の試合でも、今季4度目のMOM(最優秀選手)に選出された。

「1月1日から約1カ月間、欧州の移籍市場が開きます。今度こそ久保のビッグクラブ移籍が実現しそうです」

 とりわけ、リバプールは、一昨年得点王でエジプト代表FWのサラーがサウジアラビアのクラブに引き抜かれそうなため、後釜として久保を狙っているのだとか。

「久保の他、三笘 薫(27)、堂安 律(26)も絶好調で、大型契約の可能性があります」

 この勢いでW杯最終予選も突破できるか。

週刊新潮 2024年12月12日号掲載

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