ドン・ファン裁判で元妻に“無罪判決”の衝撃…元検察官の弁護士が「無罪もありうる」と予感した“第5回公判”での決定的証言

国内 社会

  • ブックマーク

 妻は2018年4月、スマホで「覚醒剤 死亡」と検索。さらに「妻に全財産残したい場合の遺言書文例 遺言書」など、不穏な用語をスマホに入力し続けた。夫は5月24日に急性覚醒剤中毒で死亡。事件が明るみになると、多くの人が検索履歴と夫の死亡との因果関係を疑った。だが和歌山地裁の裁判員裁判は12月12日、夫だった野崎幸助氏に対する殺人罪などに問われた元妻・須藤早貴被告に無罪判決を下したのだ。

 ***

 12日の午後1時40分過ぎに報道機関が相次いで「紀州のドン・ファン裁判で無罪判決」との速報を配信すると、ネット上では驚きの声が上がった。...

つづきを読む