【独自】石破首相を悩ませる疾患とは 遅刻や居眠りの背景に… 「外遊前に診断が」

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「奇妙な安定感の中で迷走状態が」

 石破茂事務所に無呼吸症候群について尋ねると、

「この度のご質問につきましては、回答を控えさせていただきます」

 首相である以上、いかに病由来で眠くとも国家のかじ取りという重責がのしかかる。今後の石破政権について、政治アナリストの伊藤惇夫氏はこうみる。

「石破さんにとって最初の関門は、来年の通常国会で予算がすんなり成立するかどうか。仮にそこをしのいでも、夏には参院選がある。支持率が今のまま低迷し続けるようだと、当然“石破さんでは戦えない”という声が党内で高まります。ただ、派閥がバラバラになっているので、今すぐに降ろそうという動きは出ないでしょうから、しばらくは奇妙な安定感の中で迷走状態が続くでしょう」

 慢心……もとい満身創痍の首相の行く末やいかに。

週刊新潮 2024年12月19日号掲載

特集「朝の会議に遅刻、昼間は眠くて…官邸で囁かれる石破茂首相の病名」より

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