「悠仁さま」筑波大合格で「東京からの通学」は可能か 車で往復3時間、警視庁+3県警が出動 キャンパスライフにも制限が
秋篠宮家の長男・悠仁さま(18)が筑波大学生命環境学群生物学類の推薦入試に合格したことが発表された。4月からの大学生活については何も具体的なことは決まっていないものの、現時点では赤坂御用地(東京都港区)のお住まいから通学される見通しという。
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「やりたいテーマがあって勉強したいのなら、どこの大学に入学されてもいいと思っていましたが、トンボなど昆虫の研究でしたら筑波大学で申し分ないでしょう。とにかく良かったと思います」
と喜ぶのは皇室ジャーナリストの久能靖氏だ。もっとも、懸念もあるという。
「現時点では赤坂から通学される見通しということですが、本当に通えるのでしょうか」
皇族が都内を移動する時でさえパトカーが連なり、警察が信号機を止めるなど警備は大掛かりだ。筑波大学のキャンパスは茨城県南西部のつくば市にある。仮に赤坂御用地から車で通う場合、秋篠宮邸にほど近い巽門から出たとして、国道246号を東にまっすぐに、警視庁のある桜田門を横目に見て銀座から首都高へ。首都高6号線を北上し、埼玉県の三郷ジャンクションで常磐道に乗り換え、千葉県を通過し、茨城県の谷田部インターチェンジで降りてからキャンパスまでは十数キロ。片道およそ70キロ、1時間以上の道のりで、たどり着いたときには運転手さんだってくたくただ。
「その間の警備は基本的に地元警察が担当するので、もしこのルートなら、警視庁、埼玉県警、千葉県警、そして茨城県警が連携して行うことになります。これを毎朝、毎夕に行うことが果たして可能なのか。渋滞だってあるでしょうから、余裕を持って片道2時間は考えておくことになるでしょう」
筑波大の1限の授業は8時40分に始まるから、1限に出席するためには6時半には出発しなくてはならない。
将来の天皇の警備
通学に毎日3~4時間も費やしていては、キャンパスライフどころではない。飲み会だって参加できるのはせいぜい1次会まで。ましてや悠仁さまが通うのは生命環境学群生物学類、いわゆる理系なので、研究もあれば論文も書かなくてはならない。深夜までの作業も出てくるだろう。
「電車通学ということも考えられますが、もちろん警備は必要です。電車が混雑してギュウギュウ詰めになることも考えられる。そうした際、警備は可能なのか……」
まさか「終電がなくなったから泊めて」というわけにもいかないだろう。
「現実的に考えて、通学に時間がかからない場所にお住まいになられたほうがいいのではないでしょうか。となれば、やはり警備がしやすい場所・建物での独り暮らしがいいと思います。大学周辺よりも少し離れた場所がいいかもしれません。悠仁さまの皇位継承順位は第2位、将来、天皇になられる方なのですから、普通の警備というわけにはいきません」
独り暮らしとなった場合、皇宮警察が警備にあたるのだろうか。
「皇宮警察がサポートはするでしょうが、基本的には地元警察が行います。たとえば、今上陛下が皇太子時代に英国オックスフォード大学に留学された際も、警備したのは英国の警察でした。ですから、どこにお住まいになるかによりますが、それが茨城県内なら住居や通学、大学でも、茨城県警が警備することになります」
責任重大である。
「筑波大学もこれから対策を立てるのでしょうが、悩みどころかもしれません。学習院大学なら多くの皇族が通われたので慣れていますが、悠仁さまが通われたお茶の水女子大附属の小中学校も、筑波大附属高校も苦労したと聞きます」
思えば、秋篠宮家は長女の小室眞子さん(33)も悠仁さまも学習院大学には入学されなかった。次女の佳子さま(29)も一度は学習院大に入学したが、その後、中退して眞子さんと同じ国際基督教大(ICU)に入り直して卒業している。それはなぜなのだろう。
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