シリア「アサド政権」崩壊がもたらすロシアの深刻事態…専門家は「海軍、空軍、核戦略の拠点を失う可能性」を指摘
専門家も驚く速さでアサド政権は崩壊した。ロシアはシリアを見捨てたのか、それともロシアでも打つ手がなかったほど政権が弱体化していたのか──。いずれにしてもロシアの安全保障戦略における痛恨の大敗北となる可能性が出てきた。シリアのバッシャール・アル=アサド大統領が反政府軍に敗れ去った原因としてロシア軍の弱体化も指摘されている。結局はロシアの自業自得ということになるのかもしれない。
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シリアでは2011年から内戦状態に陥ったが、アサド大統領はロシアとイランの支持を得て反政府勢力を駆逐。...