「南北戦争」の悪夢再来も…大胆人事で「トランプ次期政権」の波乱が不可避な理由とは
政権移行プロセスは支持率59%
トランプ次期大統領は12月5日、駐中国大使に元上院議員デービッド・バデュー氏を起用すると発表した。これにより政権の陣容がほぼ固まった。第1次政権(2017年~2021年)で内紛が相次いだことへの反省から、主要ポストに大統領選勝利の立て役者である選挙陣営の側近をずらりと並べた。
トランプ氏の人事は米国民の間で好評のようだ。CBSニュースなどが11月19日から22日にかけて実施した世論調査によれば、トランプ氏の政権移行プロセスを支持した米国の成人は59%、不支持は41%だった。...