フジ「容姿イジリ」問題 謝罪した「西山喜久恵アナ」が心配する「生田竜聖アナ」の“モチベーション低下”

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モチベーションが低下

 今回の騒動で最も心中穏やかならないのは、炎上した当人である生田アナだという。

「生田アナは元々、残業はしないし、サービス残業なんて1分たりともしたくありません、というタイプ。部内の飲み会にも行きたがらない今時の感覚の持ち主で、局に対しても忠誠心が低い。前妻である秋元優里アナとの婚姻中に、秋元アナのW不倫が週刊文春で報じられた際、“会社は守ってくれなかった”とこぼしていたほどです」

 12年に秋元アナと離婚し、今年5月には再婚も発表された。不倫騒動も過去のものになったかと思われた矢先に、今度は“容姿イジリ”が炎上したというわけだ。

「『めざましmedia』は、『めざまし』の番組のスタッフがそのままスライドして今年2月の立ち上げから担当していました。そこで配信された動画が炎上したことで、生田アナとしてはリスクを予期せずあの部分を出してしまったスタッフ側に強い不満を持っています」

 とはいえ、責任が「めざましmedia」だけにあるかというと必ずしもそうではなく、

「本番中はCM時間も含めて全て収録しており、出演者はそのことを理解しています。『こことここはめざましmedia分です』と事前に決めた上で収録しているわけではないので、どこを切り取られるかはわからないものの、どこかが使われるというのは出演者もわかっていました」

 加えて、

「映像を出す前に、『めざまし』担当の幹部、アナウンス室、阿部アナの所属先であるセントフォースにも確認し、出演者も含めて承諾を得た上で出した動画です」

 こうした経緯から、

「今回の炎上で、フジは蜜月状態だったセントフォースとの関係にヒビが入るのではと心配されていましたが、セントフォースは“自分たちも確認した上でゴーサインを出してしまったから”と、フジを責めるようなことはしませんでした」

 が、フジの局アナとして10年以上勤めて来た生田アナの心境はセントフォースのようにはいかず、

「ただでさえ秋元アナの一件で不信感があったのに、今回の炎上で会社だけでなく『めざまし』という番組にも失望しているような状況です」

 そんな状況では熱意をもって番組に臨めるはずもない。

「『めざまし』へのモチベーションが低下していて、“生田アナは今年度いっぱいで『めざまし』をやめると言い出すんじゃないか”と心配する向きも出るほど。先輩の西山アナとしてもなんとかしなければと思っていたんです」

軽部アナより……

 今回の騒動の余波は大きく、炎上した3名以外のアナウンサーにも、動揺が広がったという。

「長年安定感があり高い好感度を維持してきた西山アナは、自身が炎上したことに大きなショックを受けていましたが、好感度抜群の西山アナが炎上したことで、“あの西山アナでさえ炎上するのか”と、アナウンス部全体も戦々恐々としています。明日は我が身ですからね」

 今年立ち上げたばかりの「めざましmedia」に関しても、認識を新たにする部分はあったようで、

「『めざまし』は生放送ですから、伝統的に番組が無事放送されればその日はそれで終わり、という感覚がありましたが、今回ネット配信の動画が3カ月後に炎上したことで、生放送の肌感覚との大きな違いを実感させられました。いかに生放送のテレビの感覚がネットの世界で通用しないのかを突きつけられた格好です」

 一方で、今回予期せぬ形で大きな注目を集めた上垣アナに関しては、これまでと変わらず期待をかけているようだ。

「炎上の一件があって以降、多少腫れ物に触るようになってしまったところがありますが、フジとしてもキャラが立っている上垣アナは大切にしたいと考えています。将来は軽部さんのような名物アナに育てていきたいという認識です。上垣アナもエントリーシートでは軽部アナを真似て蝶ネクタイで撮った写真を送っていますし、“ポスト軽部”と見られていますね」

 炎上騒動の以前より上垣アナの人気は高く、SNS上では落ち着いた振る舞いや声の聞き取りやすさ、人柄のよさがにじみ出る言動を賞賛する意見も多かった。

「実際に人柄はいいですね。軽部アナとは結構性格が違っていて、20代の頃の軽部アナは生意気でプライドも高く扱いにくいところがあった。一方、礼儀正しく好青年の上垣アナは、ひょっとすると軽部アナより大成するかもしれません」

 ***

 フジテレビに、炎上の原因や生田アナの心中について尋ねたところ、以下の回答があった。

「視聴者の方々を始めとして様々なご意見や厳しいご指摘をいただいております。こちらは真摯に受け止めており、今後より一層コンテンツ制作に留意してまいります。尚、ご質問いただいた件についての回答は控えさせていただきます」

デイリー新潮編集部

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