ジャパニーズ・ウイスキー転売で「ロレックス」を買う 年間1000万円を稼ぐ会社員の話

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 推しグッズに限定品、発売前から人気の新商品――需要が供給を上回ると見れば、品目を問わず大量に買い占めては高額で売り飛ばす。それが「転売ヤー」だ。現代社会の新たな病理となりつつある彼らは、いったいどれぐらいの利益を得ているのか。

 酒類販売業免許を持たずに、希少で高価な酒の転売を繰り返す一人の男性。彼が最終的に手に入れたかったものとは――奥窪優木氏が転売ヤーたちに密着した『転売ヤー 闇の経済学』は、その巧妙な手口を追っている。(引用はすべて同書より)【前後編の後編/前編を読む】...

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