「目指すは”死ぬ死ぬ詐欺”」 すい臓がんを告白したDr.コパが語る明るい闘病 「風水も試してます!」
「師である父から」
すい臓がんは治療が難しく、3年生存率は2割に満たないとされる。
とはいえ、コパ氏は元気そうだ。抗がん剤により髪が抜けたことで坊主頭にした以外、外見は以前とさほど変わらない。
「10月28日から11月15日まで入院し、重粒子線治療を受けました。今もまた入院を始め、抗がん剤治療を再開させています。さらに目下、私ならではの風水療法も並行して実践しているところです。実は昔、師である父からすい臓に効く風水を教わっていたのですが、これまで試してこなかった。現在、病院での検査結果の数値を踏まえながら、試行錯誤を繰り返すのが楽しみになっています」
具体的には、風水でどんなことをしているのか。
「あくまで例の一つですが、眼鏡をワイン系の色に変えるとか。ただし、がんを治してからでなければ、全容はお伝えできません。私は効果が立証できたものしか風水として認めないのです。医師によれば来年春ごろ、がんの進行スピードが見えてくるそうなので、そこで一定の効果が出たものを発表するかもしれません」
「目指すは”死ぬ死ぬ詐欺”」
コパ氏は現在、YouTubeで闘病生活の様子やがんに対する考え方を語っている。
「もちろん、人にはそれぞれ事情があるのは分かりますが、がんは公表したほうが楽になると思います。残りの人生の中で、やりたいことに堂々と優先順位をつけられるからです。私だったら正しい風水を後世に伝え、自身が神主を務める『銀座三宅宮』などの神社を存続させるための仕事に集中すればいいのです」
むろん、コパ氏はがんに打ち勝つつもりだ。
「まずは3年間、生きることを目指しています。それが達成できたら、さらに生き長らえる可能性だって出てくるはず。目指すは、がんだと言いながら生き続ける“死ぬ死ぬ詐欺”。今はとにかく、がん患者が私の話を聞いて、“元気になりました”と投稿してくれるのが糧となっています」
ともあれ、前向きな気持ちはがん治療にプラスになるはずである。