【光る君へ】偶然すぎる「まひろ」の出会いに突っ込みたくなるが… 謎多き人物を描く大河の宿命

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大宰府に集結したオリジナル・キャラクター

 ドラマとは偶然が重ならないと、なかなか前に進んでいかないものですが、それにしてもNHK大河ドラマ『光る君へ』の第46回「刀伊の入寇」(12月1日放送)では、いくつもの偶然が重なりました。

 宮仕えしながら『源氏物語』を書き終えたまひろ(吉高由里子、紫式部のこと)は、太皇太后彰子(見上愛)の宮廷を離れて旅立ち、大宰府(福岡県太宰府市、筑紫野市)に着きます。するとそこには、20年前に父の為時(岸谷五朗)の赴任に同行して訪れた 越前(福井県北部)で出会った、日本生まれで宋育ちの医師、周明(松下洸平)がいました。...

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