「生中継は絶対に無理」…「中森明菜」驚きの“大量露出”で10年ぶり「紅白」はどうなる? 「NHK」もうひとつの目玉は往年の「国民的ダンスソング」か
米津とB'z
それにしても今年の紅白には“売り”がない。上記の明菜に加え、NHKが目玉のひとつにしようとしているのは、出場者発表の段階で名前がなかった朝ドラ主題歌だ。4月からの「虎に翼」で主題歌「さよーならまたいつか!」を歌った米津玄師と10月スタート「おむすび」主題歌「イルミネーション」のB'z。この大物2組の名前がいずれも出場者にないにもかかわらず、紅白の司会は伊藤沙莉と橋本環奈の両主演が務める。
ある芸能関係者は、
「伊藤沙莉を司会としてわざわざ引っ張ってきた段階で、主題歌の米津玄師は確定だろうという見方をされていました。出場者発表で名前こそありませんでしたが、2022年に朝ドラ主題歌を歌ったback numberが特別企画で後日、発表されたように、米津もおいおい、サプライズ的な特別企画で名前が挙がる可能性は十分」。
一方のB'zはどうか。
「同じ事務所の新浜レオンが初出場を果たしたため、バーターとしてのB'z出演説も高まっています。しかし、稲葉浩志も松本孝弘も今年はNHKの番組に出演していますが、ともにソロとして出演しているように、今年はあくまで“ソロの年”。『FNS歌謡祭』も松本孝弘だけが出演したようにB'zとして活動はしていないと考えれば、紅白だけB'zが出るというのは微妙なところ」
それならば視聴率低迷にあえぐ「おむすび」企画はスルーになるのかというと、期待値が高いのがマツケンこと松平健だ。橋本演じる主人公・米田結の祖父の米田永吉を演じているマツケンはドラマの中で自由気ままなおじいちゃんを演じている。マツケンのヒット曲といえば「マツケンサンバII」で、前出の関係者は、
「いまのマツケンサンバは運動会で使われることがあったりして、小学生などの小さい子から大人気です。それに今年は振り付けをした真島茂樹さんが亡くなった年でもありますから、追悼という意味合いを含めても、マツケンサンバは外せない企画ではと期待されています」
明菜の出演がなくても、橋本とマツケンの2人が踊る「マツケンサンバII」が大晦日を盛り上げることに期待したい。
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