映画「室井慎次」好調で「踊る」シリーズ“続編”に高まる期待…気になる「恩田すみれ」の“その後”は描かれるか

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俳優業が天職?

 そもそも深津自身、劇場版第4弾以後の目立った仕事といえば、「第68回カンヌ国際映画祭」の「ある視点部門」に正式出品された主演映画「岸辺の旅」、NHKの連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」など、数えるほどの作品しかなく、若いころから精力的に取り組んで来た舞台公演も16年以来、遠ざかっている。

 1988年にJR東海の「HOME-TOWN EXPRESS・クリスマスバージョン(クリスマス・エクスプレス'88)」のCMに15歳で起用された深津だが、当時からショートカットがトレードマーク。過去のインタビューでも、「自分がロングヘアなのって考えられないし、ショートにすごい愛着があるの」と語るほどだった。

「その卓越した演技力もさることながら、明石家さんまさんが明かしたところによると、『現場で台本を見ているのを見たことがない』とのこと。さらに、『カムカム~』では、週初めのリハーサルの段階から、その週の収録の全シーンを出演シーンと関係のないところまで暗記して臨んでいたといいますから、驚くべき記憶力です」(芸能記者)

 まさに俳優業が“天職”のようだが、それでも、仕事をセーブするには、それなりの理由があるようだ。

「所属事務所『アミューズ』の女性俳優では富田靖子さんに続く立ち位置なので、自分のペースで厳選して仕事ができる立場です。06年7月に『FRIDAY』(講談社)でスタイリストの男性との交際が報じられましたが、内縁の夫のような関係が長年続いており、その男性との時間を最優先していて仕事をセーブしているといいます。とはいえ、『踊る』ファンは青島と恩田のそろい踏みを見たいはず。意を決して『踊る』の続編に短時間でもいいので出演してほしいものです」(同)

 青島刑事と同じく、すみれさんの復活もファンは期待しているはずだ。

デイリー新潮編集部

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