選挙違反疑惑の斎藤知事 絶縁した親族が激白していた相続トラブル 身内も指摘していた「倫理観の欠如」
「優秀だっただけに、もっと倫理観を持っていれば」
――彼が幼い頃はお付き合いはあったのですか。
「はい。小さい頃から応援をしていて、お正月やお盆などの節目ごとに親しく仲良くやってきたのに、なぜ、ということがございまして……」
――トラブルは斎藤知事本人か、彼の両親か、どちらによるものですか。
「両方ですね」
――相続でもめたのですか。
「もめたも何も、あちらからの一方的攻撃。こちらは“ワァッ”という感じです」
――おねだり癖について。
「おねだりはされなかったですけど、お年玉は渡していました。非常に恵まれた環境で(斎藤知事は育っていて)、彼にとってはそんな全てが当たり前だったのでしょう」
――だから、今のようになってしまったと。
「そうですね。苦労が足りなかったのでは。他人がどういう気持ちになるとか、いろんなことを経験してから(知事に)なっていればと思うと残念、無念です。優秀だっただけに、もっと倫理観を持っていればね」
斎藤氏が変わったのは「官僚時代」
――彼はいつ頃から変わったのでしょうか。
「官僚時代ですね、社会人になってから」
――今のお気持ちは。
「世の中に顔向けできません、こんな大きなスキャンダルを起こして。言語道断というか、もう一生関わりたくありません」
――知事を辞任すべきでしょうか。
「もちろんです。税金からお給料を頂いているのに、なぜ、こんなに厚顔無恥なのか。恥ずかしいとしか言いようがありません」
[2/2ページ]