「元カレと和解した中森明菜の出場に現実味」 紅白歌合戦、サプライズ枠は誰になるのか 「B’zも確定的」
出場は現実的
最大の障害を乗り越えた明菜は実際、5月以降、活動を本格化させている。
「7月には都内でファンクラブイベントを開催。また11月には、彼女が参加した香取慎吾のソロアルバムも発売されています。NHKも繰り返し彼女の特集番組を組んで復活を後押ししている。出場は現実味を帯びています」
明菜が紅白の舞台に返り咲けば、落ち込んだ世帯視聴率も回復が見込まれよう。
「勝負にこだわっていたところが面白かった」
だが、05年に司会を務めた、みのもんた(80)は嘆くことしきり。
「昔は三波春夫さんや北島三郎さんなどベテラン勢がいました。でも、そんなベテランだって、その年にヒットした曲がないと紅白には出場できなかった。それに、最近の紅白は歌合戦になっていません。勝負にこだわっていたところが面白かったはずなのにね」
1974年から連続9回、白組の司会を務めた山川静夫氏(91)もこう語る。
「僕の言いたいのはね、番組のタイトルにこだわるべきだということ。紅白っていうのは、男女が合戦をするわけですよ。しゃれではあるけれど戦う。その面白さでやっているわけです。だからこそ、真剣に歌っていただきたい。あとは今年はやった歌もいいけれど、懐かしい古い歌もあってほしいよね。そうすればみんなで楽しめますしね」
中高年層にも目配りしてちょっとだけ原点回帰した、今年の紅白のテーマは「あなたへの歌」。大みそか、全世代の「あなた」に歌は届くだろうか。
前編【「メンバーの意思は固かった」 Snow Manが紅白を辞退した本音とは 旧ジャニ「ゼロ」の真相と交渉の舞台裏】では、旧ジャニーズ勢の復活が見送られた舞台裏について報じている。
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