23歳を迎えられた「愛子さま」 気になる「お相手候補」は? 取り沙汰されてきた「天皇陛下ご学友」の子息、「華道家元」のイケメンプリンス
愛子内親王が、12月1日、23歳のお誕生日を迎えられた。
愛子さまにとって、この1年は門出の年であった。3月に学習院大学文学部日本語日本文学科をご卒業。4月には日本赤十字社に、常勤嘱託職員として就職なされた。配属先は、「事業局パートナーシップ推進部 ボランティア活動推進室 青少年・ボランティア課 ボランティア活動推進室」。ボランティアの育成や研修などを行うのがお仕事だ。
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同時に皇族としてのご公務も増えている。4月、春の園遊会に初めて参列された。5月には都内で行われた「夢見る光源氏」展をご鑑賞。これが初めての単独でのご公務である。10月には佐賀で国民スポーツ大会をご観戦。初の単独での地方へのお出ましとなった。11月の文化勲章授賞式後の茶会にも初のご陪席を果たされた。昨年と比べ、活動の幅を広げられていることがわかる。
こうした門出の一年を迎えた愛子さまにとって、次なる人生の節目となるのは「ご結婚」であろう。
2年前、政府の、安定的な皇位継承策などに関する有識者会議は、皇族数確保のための具体的方策として、「女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する」ことを一案として提案した。また、各種報道機関の世論調査では、「女性天皇」を可能にすることに8~9割が賛成している。すなわち、愛子さまの「お相手」はご本人のみならず、国民全体の関心事でもあるのだ。
皇族のご結婚においては、ご本人のご意向が尊重されることはもちろんだが、周囲がその候補者を選び、推薦したり、紹介したりすることが伝統的に行われてきた。既に愛子さまの周囲でも、そうした「お相手候補」のリストアップが行われていると見られる。「週刊新潮」では、今年2月、そうした候補たちについて取材。その可能性を探っている。以下、当時の記事を振り返り、皇室の将来について考察してみよう。
(「週刊新潮」2024年2月15日号掲載記事を一部編集しました。文中の年齢、役職、年代表記等は当時のものです)【前後編の前編】
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2案を並行して協議
政府の有識者会議がまとめた「皇位継承策」が国会に提示されたのは22年1月。現在はそれを受け、与野党による協議がスタートしている。さる皇室ジャーナリストが言う。
「有識者会議がまとめた報告書では『女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する』『旧宮家出身の男系男子を養子縁組で皇族に迎える』の2案が示され、これに基づいて懇談会も議論を進めています。前者については保守派が“女性・女系天皇の容認につながりかねない”と危惧してきましたが、有識者会議の報告書は、皇位継承順位を変更しないことを前提としており、引き続き2案が並行して協議されることになっています」
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