「ダマされ不倫」でむしろ株が上がった?「鈴木紗理奈」を降板危機から救った“謝る力”

エンタメ 芸能

  • ブックマーク

“ダマされ不倫”が報じられたタレントの鈴木紗理奈(47)。11月19日、レギュラーコメンテーターを務める「ゴゴスマ―GO GO!Smile!―」(TBS/CBCテレビ制作)の冒頭で謝罪すると、SNSには同情や擁護の声、翌日からは「持ってる」との声まで上がっている。

 ***

 事の発端は11月14日発売の週刊文春が報じた「鈴木紗理奈 めちゃイケ社長とタワマン不倫 涙目釈明60分『これが夢だったら…』」という記事だった。

 文春は50代の会社社長、X氏と半同棲する鈴木を直撃。幸せぶりについて尋ねられた彼女は、頬を赤らめながら喜んで答えていた。ところが、お相手のX氏に妻がいることを指摘されるとこう反論した。

《えっ、ウソだ、ウソだ、ウソだ、ウソウソウソ。絶対それはないと思う》

 記者に畳みかけられ、彼女は涙目になっていったという。最終的に鈴木自身がX氏に確認し、結果を記者に報告することを約束。すると彼女は、こう報告したという。

《本人に確認しました。文春さんが言うように、彼には奥さんがいました。離婚協議中ではあるものの、今、婚姻関係にあることは事実です。この件は、いずれ自分の言葉で責任もって公表するつもりです》

 シングルマザーの鈴木は、いわば被害者と言っていいだろう。それでも、隔週火曜にコメンテーターを務める「ゴゴスマ」で、時には涙ぐみながら神妙な面持ちで謝罪に及んだ。

「もし…使っていただけるなら」

鈴木:私が交際している相手についての記事が掲載されました。そのことについて少しお時間をいただきたいと思います。私には交際している男性がいました。離婚歴があり、子供がいると聞いていました。お付き合いをする中で――生活を共にしてたんですけど――既婚者であるというような発言や行動が一度もなかったし、全くそういうことは疑っていなかったので、普通にいいお付き合いをさせていただいていると思っていました。

――文春の取材で相手に妻子がいることを知った経緯を説明し、こう続けた。

鈴木:私はどうしてそんな大事なことを言ってくれなかったんだと憤りを覚えたんですけれども、そんなことよりも、その訴えよりも、まず先に彼には「私のことよりも、ご家族のことを最優先にケアしてほしい」ということを伝えました。

――相手の家族を気遣った上でX氏とは別れると明言。そして自らの活動についてこう語った。

鈴木:番組の方たち、スタッフの方たちにもご迷惑をおかけしたんですが、これまで私はコメンテーターとして不倫や危機管理能力について厳しい立場を取ってきました。今でもそう思っています。そんな私がこういう脇の甘いような行動をしていることや、「危機管理能力がないんじゃないのか」とか「コメンテーターとしての資質はどうなんだ」という声が上がっていることも事実あるし、私もそう思います。(中略)もし……使っていただけるならば、「私みたいなこともあるんだ」ということも踏まえ、全ての方に寄り添ったコメントをしていけたらなと思います。

次ページ:“大阪のおばちゃん”は変わらず

前へ 1 2 次へ

[1/2ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。