「投資の神様」はなぜ、米国株を大量売却しているのか? 株価絶好調の裏でささやかれる危険シグナル
各種経済指標が良好
ダウ工業株30種平均が連日最高値を更新するなど、株式市場が絶好調だ。各種経済指標が良好で、主力株への買いが継続している。S&P500も初の6000ポイント台に乗せてくるなど米国株の時価総額は拡大の一途だ。米国の投資家のマインドは強気ムードに支配され、ハードランディングでもソフトランディングでもない“ノーランディング論”まで出回っている。ノーランディングとは、金利を引き上げて景気を抑制する金融政策を行いながらも、景気が減速することなく成長が続く状態をいう。...