「のん」の二の舞? 円満退社? 「桜庭ななみ」が本名で再デビュー 「事務所独立→改名」の“風習”はいつまで続くのか

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 11月28日、「桜庭ななみ」から改名した女優の宮内ひとみ(32)が、高級ファッションブランド「ケイト・スペード ニューヨーク銀座」(東京・銀座)のオープニングイベントに登場した。所属していた事務所を退社して初の仕事だった。

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 イベントで今年やり残したことを問われた彼女はこう答えた。

宮内:今年は私にとって凄く大きな1年となりました。個人的なことになるんですけど、17年間、「桜庭ななみ」としてやってきたんですけど、今年の11月から本名の「宮内ひとみ」として新たにスタートしました。それに向けた準備もしてきたので、これからやりたいことというより、このスタートに向けて頑張った1年でもあったかなと思います。

 宮内は2010年公開の映画「書道ガールズ!! わたしたちの甲子園」や「最後の忠臣蔵」に桜庭ななみとして出演し、日本アカデミー賞やブルーリボン賞などの新人賞を総なめ。19年後期の朝ドラ「スカーレット」(NHK)では戸田恵梨香が演じるヒロインの妹役を演じたことで知られた。そんな彼女が古巣のスウィートパワーを退所したのは11月11日。民放プロデューサーは言う。

「本名に戻したと言っていますが、17年間も桜庭ななみとして活動し、その名を広めてきた。ここで改名しては、またゼロからのスタートになってしまいます。可哀想としか言いようがありません」

 彼女が退所する際、所属していたスウィートパワーはこう発表している。

《この度、弊社所属タレント桜庭ななみが、2024年11月11日をもって契約満了となり、弊社を退所して独立することとなりましたことをご報告いたします。(中略)この度、自分のペースで活動をしていきたいという本人の気持ちを尊重し、円満に契約を終了する運びとなりました。/ファンの皆様、関係者の皆様に心より感謝を申し上げますとともに、/今後も引き続き、桜庭ななみへの温かいご支援のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。》

 円満退所だったため、桜庭ななみのまま活動を続けるつもりだったようだ。

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