給付金詐欺でガサ入れの「革マル」の珍妙な主張 背景に過激派の厳しい現状が… 「高齢の労働者ばかり」「大学からも排除」
相変わらず、というべきだろう。11月12日、警視庁公安部の家宅捜索を受けた革マル派。コロナ対策の給付金などを不正に受給した“詐欺容疑”である。革マルはすかさずデッチ上げだと反論したが……。
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1963年に結成されて以来、今も活動を続ける過激派の革マル派。70年代には、凄惨なリンチ事件や内ゲバを繰り広げた屈指のコワモテだが、久しぶりにその名を目にした向きも多かろう。
警視庁による革マル派へのガサ入れは、7年ぶり。男女計4人、早稲田大学と國學院大學の学生がターゲットで、2022年以降、受給資格がないにもかかわらず給付金を申請し、数十万円を得て、組織の活動資金にした疑いがあるという。...