習近平の元ライバル「薄熙来」の息子が台湾女性と結婚 「有名病院の孫娘」美貌の新婦と一筋縄ではいかないファミリーヒストリー
中国側「コメントはない」
一方、中国側は沈黙を続けた。披露宴に関するニュースは一切報じられず、中国SNSでもこの件に触れた投稿はゼロ。ようやく反応したのは27日、国務院台湾事務弁公室の定例会見だった。台湾メディアの質問に対し、報道官は「もしあなたが台湾と中国の間で結婚するなら、私はあなたを祝福します。我々はそれについてコメントしませんし、悪意で騒ぎ立てることに反対します」と答えた。
台湾メディアはなおも食い下がったが、報道官は「あなたが今質問した結婚については返答しました。今後はコメントしません」と返し、最後まで薄瓜瓜氏の名前を口にしなかった。また、人民日報ウェブ版で行われていたテキスト中継では、この質問の該当箇所が削除されている。これを受けて他メディアは「かなり“取り扱い注意”の案件なのか」などと報じた。
とはいえ、そうした動きが若い2人を邪魔することはない。台湾東部・新竹の高級ホテル「The One 南園」で執り行われた披露宴は、大勢のマスコミが詰めかけたもののトラブルなく無事終了。SNS上では披露宴の様子を撮影した動画が“流出”しており、白のスーツとドレスに身を包んだ2人の実に幸せそうな笑顔を確認することができる。ただし、薄瓜瓜氏が台湾に居住する予定はなく、新婚生活はカナダで始まる可能性が高いそうだ。
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