「日本人お断り」中国人専用の違法風俗が激増の理由 中には日本人女性が働く店も
“性都”から流れて
あるポータルサイトには都内に限らず名古屋や大阪など各地の計60店舗ほどが紹介され、中には日本人女性が働いている店もあった。奥窪氏によれば、国内で「中国人専用」風俗店が増え始めたのは10年ほど前からだというが、ここまで増えたのはなぜなのか。
中国人ジャーナリストの周来友氏によると、
「習近平が国家主席に就いて以来、中国国内では風俗店の摘発が活発化しています。2014年には広東省の東莞という街が大規模な摘発を受けました。東莞は“性都”と呼ばれるほど性風俗業が盛んで、およそ10万人の女性が働いていた。この摘発を受けて、職にあぶれた女性たちの一部が日本に流れて定着したことが始まりとされています」
おいしい商売
都内の在日中国人は年々増加し、現在約27万人。風俗の需要も増えているという。加えてウィーチャットの隆盛も関係しており、
「在日の中国人同士はウィーチャットでつながり、食料品の売買から外貨両替まで独自の経済圏を築いていて、そこには性風俗業も含まれる。ウィーチャットの決済機能で支払えば脱税しても足がつきにくく、おいしい商売なんです」(周氏)
警察も益々、監視の目を光らせるしかない。