楽天・辰己涼介の「全身金ピカ・パフォーマンス」に“親子関係断絶中”の父親が喝! 「他人の目にどう映るか考えろ」「母さんも泣いている」

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 甲冑姿の次は“全身金ピカ”姿。プロ野球の表彰式で楽天・辰己涼介(27)が披露した過激パフォーマンスに「やり過ぎ」との批判が沸き起こっている。親子関係が断絶中と伝えられている父親はどんな思いで息子の姿を見ているのか。話を聞いた。

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「いくらなんでもやりすぎです…」

「だいぶ叩かれていますよね…。ファン、チームメイト、スタッフみんなに愛されるようになってこそ本物のスターなんだと本人には言って聞かせてきたのですが….。情けない限りです」

 こう語るのは、辰己の父、浩三氏(68)である。

 昨季大活躍を見せた辰己は受賞ラッシュ。26日のNPBアワーズではパ・リーグ最多安打、外野手シーズン最多刺殺の特別賞、ベストナイン(外野手)の3賞を受賞。28日には4年連続となる「三井ゴールデン・グラブ賞」を受賞した。

 問題視されているのは2つの表彰式に辰己が臨んだ際の衣装である。NPBアワーズでは「ちょんまげ姿」、「切り裂きジャック」、「甲冑を被った武士」に3変化する“早着替え”を披露。ゴールデン・グラブ賞では、髪から顔面まで金箔メークをした「全身金ピカ衣装」で現れた。この立て続けのパフォーマンスが「やり過ぎ」「TPOをわきまえていない」「不快」などとネット上で批判を招いているのである。

「私も関西人で(註・兵庫県在住)吉本新喜劇を見ながら育った世代。シャレはわかります。ただ周囲を不快にさせるような笑いは良くないと思うのです。たとえば武士の格好をしたいならば、簡単なかつらや羽織姿だけで現れて、すぐに正装に直るとか。ゴールドで目立ちたいならば、マスクだけ金色にしてすぐに取るとか、許されるのはそのくらいでしょう。いくらなんでもやりすぎです」(浩三氏、以下同)

将来を不安視する父の思い

 父は「申し訳ない」と続ける。

「私が気にしているのは、一緒に受賞された他の選手の方々です。涼介だけの表彰式ではない。自分さえ目立てばいいという涼介の行動に不快な思いをした選手はいたのではないでしょうか」

 辰己のパフォーマンスは今月台湾で開催された日本代表の国際試合「プレミア12」でも問題視された。決勝戦前の円陣で「未来から来ました。優勝しています。おめでとう」と相手チームを軽んじるように受け取れる声掛けをしたり、国歌が流れている最中カメラ目線でおどけた。

「日本を代表して試合に臨んでいるわけです。あんなことをしたら叩かれるということがなぜ大の大人になってもわからんのか…。思慮が浅いし幼稚すぎる」

 父が心配するのは、こうした“問題行動”が辰己の将来にどう影響するかだ。

「成績が出ている今のうちはいい。落ち目になった時のことを考えているのか。野球選手を続けられるのはせいぜいあと10数年ですが、その先も人生は長く続きます。こんな独りよがりな行動を続けていたら、いざ野球ができなくなった時、周囲にそっぽをむかれてしまうに違いありません」

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