「氷川きよし」が“創価学会”信心を告白 「祖父母の代から学会員」「池田大作先生とは常に一緒」…“熱烈信仰”の核心部分

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木根尚登、久本雅美、彦摩呂

「WORLD SEIKYO」は、「創価学会の魅力を多角的に伝える」(聖教新聞HPより)雑誌で、2020年以来、計5冊が発行されてきた。巻頭インタビューに学会メンバーの著名人が起用されることが多く、これまで加藤茶・綾菜夫妻、木根尚登、久本雅美、ロベルト・バッジョなどが登場してきた。その中に氷川も加わったわけだ。定価250円と安価で、公称827万世帯の創価学会員が購入することもあり、取次会社が発表する年間ベストセラーランキングのトップ10に入るほどの売り上げを見せる。全国の書店に置かれており、事実上、信仰を公にしたと見てもおかしくない。

 さる学会ウオッチャーが言う。

「氷川は、活動再開後、創価学会への傾倒が激しいんです。8月に復活コンサートを行いましたが、その際、ゲストとして木根尚登が登壇しています。また、コンサートには学会の副芸術部長である彦摩呂や、芸術部女性部長の久本雅美が駆けつけ、激励。その様子を久本が自らのInstagramにアップしています。加藤綾菜もコンサートに訪れたことや、9月の氷川の誕生日を、彦摩呂らと共にお祝いしたことをInstagramに掲載している。カミングアウトする日も近いと見られていましたが、予想通りでした」

メンバーの応援を期待

 なぜこのタイミングでそのような動きに傾斜したのだろうか。

「独立したことが大きいでしょう。それまでは老舗の『長良プロダクション』に所属していましたから、言動には縛られることも少なくなかった。しかし、そこから離れて自身の事務所を立ち上げたことで“縛り”がなくなり、自由に活動できるようになったのでしょう。また、独立後、氷川はコンサートの客席が埋まるか不安で仕方がなかったようで、自ら飲食店でポスターを配り回っていたことがスポーツ紙に報じられています。信仰を告白し、池田氏との縁を強調することで、より多くの学会メンバーの応援を期待しているのかもしれません」

 実際、9月の聖教新聞には、コンサートツアーに関する記事も掲載されている。

 一方の創価学会からすれば、

「演歌界のスターの告白は、信者離れに悩む組織には朗報です。公明党は先の総選挙で、議席を32から24に大きく減らしています。久本らのように、氷川にもいずれは選挙応援までしてもらえば万々歳でしょう。ただ、信仰を強調すればするほど、従来のファンには拒否感を持つ人も出てくるかもしれない。その辺りの匙加減は難しいところでしょう」

 氷川の事務所に今回の告白に至った理由を尋ねてみたが、回答はなかった。

 大晦日の紅白歌合戦にも特別企画での出場が決まっている氷川。「ありのまま」に活動していることだけは間違いない。

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