「江副浩正」はやはり「起業の天才!」だった…日本メディアが見抜けなかった15兆円企業「リクルート」の“恐るべき”価値
「もしですね、20年後または50年後も人々が仕事を見つけるのにまだまだ苦労しているという状態になってるんだとしたらですね、これはもう私達の失敗であって、当社の責任だという風に我々は考えています」
こう豪語するのは、リクルートホールディングスの代表取締役社長兼CEO、出木場久征。2024年5月15日に開かれた同社の通期決算記者会見でのことである。
ここで出木場が言う「人々」とは日本の人々ではなく、世界の人々だ。出木場はこう続ける。
「現在Indeed(インディード=求人検索エンジンを手掛けるリクルートの米子会社)の月間のユニークビジターは、世界でまだまだたったの3.5億人という状態ですので、今後もまだまだ世界で多くの方々の仕事探しの手伝いができるはずだという風に思っています」
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