「“売国奴”と誹謗中傷」「ウンチでも食ってろ!と写真を添付」 兵庫県知事選で「斎藤支持派」が暴走した理由

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アメリカ大統領選と似た構図

 投票3日前に県内22市長がそろって稲村氏支持を打ち出したことも、「既得権益側のゴリ押し」などと県民感情の反発を招いただけだった、との指摘がある。

「多くの人がマスコミの報道より、SNS上での過激な言説を信じ、それが得票に結び付いたという点では、今回の知事選は先のアメリカ大統領選と似た構造を示しています。有権者の心を動かすため、ネット空間における情報戦は今後、ますます激しさを増していくでしょうが、その真贋の見極めという課題は残されたままです」(前出・民放記者)

 関連記事【斎藤知事はなぜ親族から絶縁された? 「お年玉を渡したが…」「官僚になって変わってしまった」】では、過去に斎藤氏の“ある行い”にあきれて絶縁した親族の告発を紹介している。

週刊新潮 2024年11月28日号掲載

特集「ネットを見ない人には全く理解不能 パワハラ『斎藤元彦知事』に熱狂した兵庫県民の深層心理」より

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