藤田小女姫事件の公判で「真犯人はほかにいる」…獄中死「福迫雷太受刑者」が明かした「私は組織の一員で、濡れ衣を着せられた」の真相

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「仮拘束」直前の“肉声”

 10月14日にハワイにあるハラワ刑務所で命を奪われた、59歳の日本人受刑者――。同房の男によって鋭利な刃物で首を刺され、床に倒れ込んでいたところを発見されたという。死亡した受刑者の名前は、福迫雷太。その名前を聞いてハッとした向きも少なくなかったはずだ。1994年に占い師の藤田小女姫(こととめ)さんと、その息子・吾郎さんがハワイで殺害された事件をめぐり、翌95年に終身刑が確定した人物である。

 多くの謎に包まれた“母子殺害事件”の容疑者だった福迫受刑者のあまりにも突然な“獄中死”。...

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