落選者からもデビュー続々 紅白出場ME:Iだけじゃない「日プ女子」大旋風の理由
若者を中心に支持
11月20日、11人組ガールズグループ「ME:I」が紅白歌合戦初出場を決めた。昨年のサバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」(Leminoで配信)からデビューし、番組での勢いそのままに若者を中心に支持を集めた。ME:Iの他にも、約4カ月のオーディションでしのぎを削った練習生たちが、今続々とアーティストとしてデビューしている。さながら“金の卵”のような様相だ。【大宮高史/ライター】
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【写真】「みんな大優勝」「かわいー」…衝撃のデビューを果たした11人組グループ
ちょうど1年前の今、「日プ女子」こと「PRODUCE 101 JAPAN GIRLS」は佳境の終盤戦に入っていた。96人から始まって、30人、20人……と投票結果が決まるごとに脱落していく練習生。以前の投票で上位にいたメンバーすら容赦なく順位を落として去っていく。
昨年12月16日の生放送で、20人のファイナリストから最後の投票でデビューメンバー11人を選出し、ME:Iとしてデビュー。だが惜しくも選ばれなかった9人にも、会場のファンと生放送を見ていた投票者から熱い視線が送られていた。
ファイナリストほか、デビューに至らなかった練習生にもオファーは続いた。まず坂口梨乃(最終順位12位)、会田凛(13位)、田中優希(15位)、釼持菜乃(16位)の4人はガールズグループ「IS:SUE」(イッシュ)として、6月にデビュー。ME:Iと同じラポネガールズに所属していて、ME:Iとの共演も期待された。実際に来年1月には東京ドームで開催の「LAPOSTA 2025」で同じ事務所のME:I、JO1、INI、DXTEENと一緒にステージに立つ。
アイドル界で旋風を巻き起こしているのが、最終順位19位の桜庭遥花 が所属する8人組グループのCUTIE STREET。二次元的な甘いアイドル路線で、練習生の中でも個性が目立っていた彼女は今夏にCUTIE STREETの一員として、8カ月ぶりにファンに姿を見せた。
CUTIE STREETはFRUITS ZIPPERと同じアイドルプロジェクト「KAWAII.LAB」の一員。デビューシングルのストレートなアイドルソング「かわいいだけじゃだめですか?」は、キャッチーなメロディとダンスでTikTokやYouTubeでバズり中だ。男性アイドルもインフルエンサーもこの曲を踊り、今最も熱いアイドルグループの一つでライブにも引っ張りだこだ。
最終順位23位の阿部和と21位の斉藤芹菜は、7月より7人組ガールズグループ「MADEIN」(メイディン)に加入している。前身グループのメンバー3人と元Kep1erの2人、阿部と斉藤でハイスキルな日韓合同のグループとして活動中だ。
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