老衰で死亡…池袋暴走事故の「飯塚幸三受刑者」に“上級国民”バッシングが集中した理由 世論を逆なでしてしまった一審での「無罪主張」

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「胸が痛む思いもあります」

 松永さんはXに《飯塚幸三さんが亡くなられました》との書き出しから始まる長文のポストを投稿した。ごく一部を引用させていただく。

《妻と娘は、本当に無念だったと思います。ただ、飯塚さんにとっても、大きな責任を背負いながら刑務所で最期を迎えたことは、とても無念だったことでしょう》

《「天国で真菜と莉子に会えたなら、一言謝ってほしい」という想いは正直あります。しかし、それ以上に強い感情は抱いていません。彼が刑務所で最期を迎える結果となってしまったことに胸が痛む思いもあります》

《飯塚さんの逝去を受け、私たち社会がすべきことは、彼を非難し続けることではなく、彼の経験から学び、同じような悲劇を繰り返さないための道を共に考えることだと思います》

《8ヶ月ほど前、飯塚さんが刑務所で面会をしてくれた際、彼は深い後悔を滲ませていました。そして、私が交通事故を防ぐために活動している想いに応え、言葉を託してくださいました。それを無駄にしないためにも、私はこの出来事を未来の糧にし、安全な社会の実現を目指していきたいと思います》

デイリー新潮編集部

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