マツキヨはまさかの「メガネ拭き」で勝負 韓国と火花散らす「日本企業」のベトナム戦略
「メイド・イン・ベトナム」が安かろう悪かろうのイメージだったのは昔のこと。現在では、高品質かつ低コストでの製造が可能な生産地として世界中の注目を集めるほか、消費市場としても、人口増と若年層の厚さから高い成長性を秘めているという。近年は日本企業も多く進出しているが、そこには数々の工夫が……。消費経済アナリストの渡辺広明氏がレポートする。
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先日、10年ぶりにベトナムのホーチミンを訪問した。
筆者が当地を訪れるのは4回目である。...