「同僚の胸を服の上から触り…」 セクハラでクビになった読売新聞記者 「不祥事にふたをする読売の姿勢に不信感」

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 国内最大の発行部数を誇る読売新聞の社会部記者が同僚女性に対し、セクハラ行為を働いていたことが発覚。ところが、会社はその処分をひた隠しにしているという。

 問題の記者とは、大阪社会部で府警クラブに所属し、2課担当だったA記者と同クラブのサブキャップを務めていたB記者の二人だという。

 事情を知る関係者が話す。

「Aは懲戒処分の中でも2番目に重い諭旨解雇、Bには停職1カ月の処分が最近下されました。同じ読売の女性記者などに対するセクハラ行為が確認されたためと聞いています」

 二人に関する異変について、他紙の大阪社会部記者がこう振り返る。

「夏に突然、府警担当を外れるなどしたので訝(いぶか)る声はありました。特にAは30代前半の若さながら優秀と評判で、彼が異動になり“読売の2課は弱くなった”との声もあるほどです」

「ムードメーカーでお酒好き」

 A記者は2015年入社。前任の京都総局では性的マイノリティーに関する連載などを担当したという。

「コミュ力の高いAはよく、他社の記者も誘って飲み会を開いていました。ムードメーカーで仕切り役。お酒は好きだったようで、Aから“泥酔して財布をなくした”といった笑い話を聞いたこともあった」(前出記者)

 一方のB記者は30代後半。A記者ほど目立つタイプではないが、学生時代にサッカーで地域選抜選手となったことが自慢だったという。

「Bの入社は08年と聞きました。東日本大震災の時には被災地に取材に行ったこともあり、災害関連の取材には熱心に取り組んでいた。姫路支局や神戸総局を経て本社に上がってきた硬派記者との印象です」(同)

 そんな二人が犯した不祥事とは具体的にどんなものだったのか。

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