「闇バイトはあかん!」6代目山口組の執行部会議で持ち上がった危機感

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名前をかたって犯罪行為に加担する者

「今の時代、それは難しいでしょう。例えば薬物の販売行為に関わることについて6代目山口組は絶対禁止を標榜しています。しかし、傘下組織の実態としては、知らないふりをしながらシノギとして許容しているところもある。当然、組織として薬物に関与する者を構成員とするわけにはいかないので正式にはそうしないものの、当人は組織名をかたって薬物を販売して上納金を組織に収めるというのが常態化しています」(同)

 この構図が闇バイトにおいても成立しうる、というのが竹垣氏の見立てである。つまり、表向き所属していないことになっている準構成員のような立場の者がシノギの延長線上で闇バイトに手を染める可能性までは否定できないというわけだ。そのとばっちりが組織に来てはたまったものではない。6代目山口組のみならず暴力団トップは軒並み共謀共同正犯とされるリスクにナーバスになっているようだ。

デイリー新潮編集部

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