【光る君へ】「彰子」より大きく時代を動かした「妍子」母娘 道長の死後も強い影響力をもった

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彰子に大きく差をつけられた妍子

 藤原道長(柄本佑)の次女で、三条天皇(木村達成)に嫁いで中宮になった妍子(倉沢杏菜)と、その娘の禎子(つまり道長の孫娘)。母娘がくつろいでいるところに、道長が訪ねてきた。冷たい口調で「いかがされましたの?」と尋ねる妍子に、道長は「お顔を見に参りました。中宮様と内親王様の。かわいらしくお育ちになられましたな」と語りかけた。NHK大河ドラマ「光る君へ」の第44回「望月の夜」(11月17日放送)の一場面である。

 妍子は吐き捨てるように「なにをいまさら」と返し、こう続けた。...

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