「SNS対策は必須」でも「昔ながらの選挙手法は有効」 豊田真由子氏「元秘書」が明かす自民党が“裏金で惨敗”した選挙の舞台裏
埼玉で感じた自民党への逆風
10月末に行われた衆議院選挙では、政治資金パーティーを巡る裏金問題などを巡って自民・公明の連立与党の獲得議席は215議席(自民191議席、公明24議席)にとどまり、過半数の233議席に及ばなかった。民主党政権が誕生した2009年以来となる過半数を割り込む結果である。
あられもない暴言が「週刊新潮」にスクープされたことをきっかけに議員を辞職した豊田真由子氏(議員時代は安倍派に所属)の元秘書で、有権者の厳しい声に現場で触れてきたレタスサンド氏(仮名)に、衆院選の戦いぶりや今後の政局を占ってもらった。...