「避妊はなし」「遊ばれた」 立憲民主・新人議員の不倫相手が怒りの告発

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「友達以上恋人未満」

「当時、矢崎さんは浪人中で、私が勤めていた都内の金融関係の会社に特別枠で入社してきました。初めて会った時からその朗らかな人柄に触れ、すぐに好印象を持ちました。矢崎さんに引かれながらも、補選の影響でその後、彼が会社に姿を見せることはしばらくなくなりました」(飯村さん)

 矢崎氏は富士銀行(現みずほ銀行)出身で、千葉県議(4期)を経て昨年4月、2度目の国政挑戦となる千葉5区補選に臨むが、次点に泣いた経緯がある。

「彼が再び会社に現れたのは昨年6月。翌7月に社員旅行があり、夜中にみんなでカードゲームをやった時、矢崎さんが“飯村さんはここね”と自分の隣に座るよう促し、その後、酔っぱらった彼は私の膝枕で寝てしまいました」(同)

 その日を境に互いの距離は縮まり、二人きりで食事に出かけたり、8月には池袋のサンシャイン水族館でデートも楽しんだという。

「池袋でデートした際、私は彼にはっきりと好意を伝えました。すると後日、彼から〈気持ちは本当に嬉しいです。ただ今まで、友達以上恋人未満の気持ちだったので(中略)もう少し時間を下さい〉とのLINEが来ました」(同)

「行為中、避妊はしなかった」

 10月に入ると関係は一気に進展。矢崎氏の誕生日を祝うため、特上寿司をテイクアウトした二人は、そのまま都内のホテルに向かう。

「一緒にお風呂に入ったりして、結局、ホテルを出たのは早朝の5時でした。行為の最中は避妊はしませんでした。私も“着けて”と言わなかったので」(飯村さん)

 ところが矢崎氏からの連絡はその後に途絶え、飯村さんは精神的に不安定になり、会社を退職。「遊ばれただけ」と悟った飯村さんは行政書士に相談し、前述の示談につながったという。

「実は選挙が終わった10月31日、“会って話がしたい”と矢崎さんから何度も連絡があり、二人きりで会うことになりました。何の話かと思ったら“友達としてやっていきたい”や“出会った縁だから大切にしたい”などと言うだけ。この時、彼の頭には保身しかなく、反省などしていないことがよく分かったのです」(同)

 矢崎氏に尋ねると、

「ご質問の内容に相違ありません。私自身家族がありながら、家族に大変申し訳なく考えております。お相手の方にもおわびします」

 と謝罪した。火遊びの代償は高くついたようだ。

週刊新潮 2024年11月21日号掲載

ワイド特集「後の祭り」より

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