児童ポルノで逮捕の元大学教授、自民党議員の義弟だった!
「白石徹衆議院議員の義弟」
その“旦那さん”には、政界と知られざるつながりがあった。関係者によると、
「彼は7年前に60歳の若さで亡くなった、自民党の白石徹衆議院議員の義弟です。白石代議士と結婚した立石の姉は、白石家の家業である建設会社の代表も務めていました」
白石代議士は早稲田大学理工学部を卒業後、実家の建設会社社長や日本青年会議所副会頭を歴任。1999年に愛媛県議となり政界デビューを果たすと、12年の衆院選で国政に進出した。
徹氏の妻に弟・立石容疑者について尋ねると、
「そもそも何年も会っていませんから……」
と述べるのみだった。
突然大学を辞め、診療所も廃止に
単身赴任中の立石容疑者は、大学で教鞭を執るだけでなく、訪問診療を行う医師としても活動し、医療関係者らで結成された「地域創生ケアビジネス研究会」の会長として、特に高齢者医療に力を入れていた。
ところが今年3月、彼は突然大学を辞め、逃げるように帰郷する。
「“一身上の都合”で退職し、診療所も廃止。大学側も捜査については把握していたといいます」(先の記者)
義兄・白石代議士も通った愛媛県立新居浜西高校の卒業アルバムに〈待て、而(しか)して希望せよ〉とつづった立石容疑者はいま、家族を絶望の淵に突き落とした。笑っている場合ではあるまい。