2場所連続全休、「横綱は弱くなった」と若手に言われても…「照ノ富士」が引退できない“厄介すぎる理由”
一年納めの大相撲九州場所(福岡国際センター、定員6980人)が28年ぶりとなる全日程完売の大賑わいを見せている。これで角界の頂点に立つ1人横綱・照ノ富士が土俵に上がっていれば――そう思った相撲協会関係者は少なくないだろう。満身創痍の横綱は協会の大看板である責任を果たすべく、福岡入りして最後まで調整を続けていたが、結局は今場所も休場した。2場所連続、横綱在位20場所で12度目、力士生活では通算23度目の休場になる。今年の年6場所で皆勤したのは優勝した初場所と名古屋場所のわずか2場所だけだ。...