「綾鷹」「伊右衛門」「お~いお茶」…お茶系飲料メーカーに「PFAS」への対応を尋ねた結果
発がん性が指摘される化学物質PFAS。約1万種あるとされる有機フッ素化合物の総称で、元来自然界には存在せず分解されにくい性質のため、「永遠の化学物質」とも呼ばれている。
WHOの専門組織であるIARC(国際がん研究機関)は、PFASの一つPFOA(ピーフォア)を発がん性物質として認定。腎臓がんをはじめ、脂質異常症、免疫不全、胎児・乳児の発育低下など、様々な健康リスクが指摘されている。国際条約の規制対象となり、日本でも輸入や製造が禁止となっているのである。...