ワースト記録を更新? 「清原果耶」主演ドラマ「マイダイアリー」が視聴率「3%割れ」でNHK朝ドラの元ヒロインに試練
女優の清原果耶(22)が主演を務める連続ドラマ「マイダイアリー」(テレビ朝日/ABCテレビ制作)が業界で注目されている。視聴率の史上ワースト記録を更新するのではないか、と。
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日曜22時15分スタートの「マイダイアリー」は、社会人1年目のヒロインが些細なきっかけで過去の大切な思い出を振り返るというヒューマンドラマだ。
視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)は初回(10月20日)3・4%にはじまり、第2話(11月3日)2・3%、第3話(11月10日)2・3%、第4話(11月17日)3・6%と、深夜ドラマ並みの低空飛行が続いている。民放プロデューサーは言う。
「10月27日に放送がなかったのは衆院選の開票速報のため。11月10日の第3話は前番組『有働Times』の放送時間が拡大されたため15分の繰り下げスタート。17日の第4話は『WBCプレミア12 日本VSキューバ』の中継延長があったため23時25分からのスタートとなりました。毎週のようにコロコロと放送時間が変わっては、視聴習慣などつくわけがありません」
さらに、今期からは放送枠のスタート時間まで変わっていた。
「これまでABCテレビ制作の日曜ドラマ(日10ドラマ)は22時スタートでした。ところが、10月から『有働Times』(20時56分~22時15分)が編成されたため、ドラマ枠を15分遅らせた。そのため22時15分という中途半端なスタート時間になってしまったのです。テレビ局にとってGP(ゴールデン・プライム)帯は勝負を賭ける大切な時間帯です。にもかかわらず、中途半端なスタート時間に変更になり、前番組の拡大などでスタート時間も一定していない。それで数字が上がらないときては、制作しているABCテレビのスタッフもテレ朝の編成と有働由美子に恨み骨髄でしょう」
ワースト記録を更新か
この枠はそもそも視聴率が良くなかった。
「昨年4月に新設されたドラマ枠ですが、第1弾は清野菜名(30)主演『日曜の夜ぐらいは…』で脚本は岡田惠和氏、続く7月期は飯豊まりえ(26)主演『何曜日に生まれたの』で脚本は野島伸司氏、10月期は堀田真由(26)主演『たとえあなたを忘れても』で脚本は浅野妙子氏……とベテラン脚本家の作品が多かった。しかし、いずれも視聴率は3~4%で、新参枠ではなかなか数字も上がりませんでした」
今回の脚本は2020年にデビューした兵藤るり氏だ。
「昨年8~10月にNHKで放送された『わたしの一番最悪なともだち』がギャラクシー賞の月間賞を受賞するなど期待の新人ですが、ベテラン脚本家に続いてとなるとハードルも上がってしまったかもしれません。『マイダイアリー』は描く世界がユルすぎて見ているのが辛くなってきます」
前述の通り、視聴率は2~3%をウロウロしている。
「記録に残っている限りですが、テレビ東京を除く史上ワースト視聴率と言われている民放GP帯の連ドラは、1991年放送の『ダウンタウン探偵組'91』(テレ朝)で平均2・7%です。『マイダイアリー』はこの記録を塗り替えようとしています」
ちなみに、テレ東を含めると95年放送の「クリスマスキス~イブに逢いましょう~」だという。
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