「努力とは馬鹿に与えた夢」、「学問とは貧乏人の暇つぶし」…“最後の名人”立川談志が遺した知るほどに奥深い名言
「情報を疑え、常識を疑え」
「最後の名人」と謳われた落語家・立川談志(享年75)が亡くなって13年(2011年11月21日没)。昨年は13回忌を迎えると共に、自ら創設した落語立川流の40周年とも重なった。人気テレビ番組「笑点」を企画し、司会者としても出演。参議院議員に当選するなど、談志の活躍は落語界だけにとどまらなかった。また、多くの著作や音源などで金言、名言、芸論などを遺している。そのいくつかを紹介したい(全2回の第1回)。
落語家は入門すると前座、二つ目、真打と昇進していく。...