【決定的瞬間】 逮捕「JPドラゴン」と「神戸山口組」との交際を示す「盃写真」に集まる注目

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「ルフィ」の逮捕・起訴から1年半

 19日、フィリピンから日本人を狙った特殊詐欺に関わったとして、警視庁はフィリピンを拠点にした犯罪グループ「JPドラゴン」の幹部らを逮捕した。日本国内で強盗事件を繰り返し行ってきた「ルフィ」グループの指示役が逮捕された後、留置施設でこの幹部とLINE電話をつないで会話していたことも報じられており、今後、さらなる捜査の進展が期待されるところだ。ここで注目されているのが、逮捕された幹部と暴力団との関係性を示す写真の存在である。

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 自称「ルフィ」が統率するグループによる連続強盗・特殊詐欺に絡んで、「指示役」とされる4人がフィリピンから強制送還され、逮捕・起訴されてから1年半以上が経過し、60億円以上が奪われたとされる事件がさらに動き始めた。

 フィリピンから移送されたのはJPドラゴン幹部の小山智広容疑者(50)と、いわゆる「ルフィグループ」の永浦大輝容疑者(26)ら3人で、フィリピンから日本に特殊詐欺の電話をかけた疑いで逮捕状が出ており、日本に向かう航空機内で逮捕された。小山容疑者はルフィで特殊詐欺の「かけ子」役をした後、2019年にJPドラゴンに移籍したとされる。

留置施設でルフィと会話

「JPドラゴンはフィリピンを拠点とする犯罪グループで、違法賭博などに深く関与してきたとされています。その規模の大きさから日本の暴力団の関与が疑われてきました。また、一連の特殊詐欺事件についてはルフィの上部組織として暗躍している可能性も指摘されてきました」

 と、担当記者。JPドラゴンや小山容疑者の名はこれまで何度か取り沙汰されたことがあった。

「逮捕されて原宿署に留置されていたルフィ指示役の1人である今村磨人被告が、JPドラゴン側の依頼で接見にやってきた弁護士を通じてLINE電話で会話した相手が小山容疑者でした。この弁護士は、小山容疑者が今村被告に口止めするのを手助けした証拠隠滅容疑で書類送検されています(その後に不起訴)」(同)

 その生々しい会話の模様をNHKが一連の強盗事件を特番で扱う中で報じたことは大いに話題となった。

「このやり取りが報道されたこともあって、捜査当局がさらに本気になったということもあるでしょう」(同)

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