「松本人志の“イジリ芸”ではもはや誰も笑わない」 芸能界復帰が難しい理由と、復帰する場合の“シナリオ”とは

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万博の式典に出てくる可能性

 松本は1月8日に活動休止を発表したが、自身のレギュラー番組7本は現在、放送を継続している。

 在阪準キー局の関係者はこう言う。

「松本さんには“来年4月から開催される大阪・関西万博のアンバサダーを勤め上げたい”という希望もあったようです。5億円超といわれる高額な年収を20年以上にわたって得てきた彼は、もはやカネが欲しいのではなく、名誉を手に入れたいのです。そのためには、万博の前に復帰を済ませておく必要があり、係争を終わらせなくてはいけないと考えたのでしょう」

 確かに、万博の公式ホームページを見ると、今もダウンタウンの名前がアンバサダーとして掲載されたままだ。大阪府の吉村洋文知事(49)は1月、松本の処遇について「裁判期間中はアンバサダーの活動も休止だ」と述べたが、その一方で、代役を立てない方針も明かしていた。

 相方の浜田雅功(61)と共に、万博の式典などに出てくる可能性は残っているということか。

有力視される番組

 一方、テレビ復帰についてはどうか。関係者の間では、復帰第1弾として有力視されている番組がある。

「地上波なら、最初は『探偵!ナイトスクープ』(大阪・朝日放送)に出るのではないでしょうか。兵庫県尼崎市出身の彼は関西で絶大な支持があります。地元では、東京とは比べものにならないほど人々の目が温かいのです。ナイトスクープはそんな関西ローカルの番組で、朝日放送が彼を復帰させたとしても、東京のキー局に比べればだいぶクレームが少なくて済むと考えられます」(前出の準キー局関係者)

 さらには、

「ナイトスクープのCM枠はいわゆる“スポット”で、毎回、決まったスポンサーが付いているわけではありません。だから、朝日放送は特定のスポンサーの顔色をうかがうことなく、独自の判断で松本さんの復帰を決められるといえます。何より、同局は今や彼の代名詞ともなった年に1度の特別番組『M-1グランプリ』を制作しており、両者は相思相愛の関係であることも重要です」(同)

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