「薬を飲まない薬剤師」が明かす“薬漬け”のリスク 「1日17錠飲んでいたが現在はゼロ」
加齢とともに飲む薬の種類が増えるのは致し方のないこと。不調を治すためなのだから――。疑うことなくそう信じている人も多いだろうが、果たしてそれ以外の道は本当にないのだろうか。自ら減薬を実践してきた薬剤師が、「薬との付き合い方」を指南する。【宇多川久美子/薬剤師】
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私は薬剤師として、薬は人々の健康を支える「良いもの」だと信じ、みじんも疑っていませんでした。現在、65歳の私自身、30代の頃は1日17錠の薬を飲んでいました。...