「情けねえ」「雨の西麻布」「一気!」…「とんねるず」が日本武道館で見せつけた“音楽活動”の圧倒的功績

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29年ぶりの武道館ライブ

 とんねるずの石橋貴明(63)と木梨憲武(62)が、29年ぶりとなる日本武道館ライブを行い、11月8~9日の2日間で1万8000人のファンが集まった。

 9日の公演では、代表曲「情けねえ」からスタート。金のテープが会場に打ち上げられ、冒頭からクライマックスのようなパフォーマンスを披露すると、2人がステージを去り、「以上を持ちまして本日のライブを全て終了します」のアナウンスが。

 会場は笑いと「アンコール!」の拍手に包まれ、間もなく黒のスーツ姿に着替えた2人が再登場。石橋が「ただいま、日本武道館!」と声を張り上げ、2時間超の長い“アンコール”がスタートし、「雨の西麻布」、「ガラガラヘビがやってくる」などヒット曲を中心に20曲以上を披露した。

「あの2人のことだから、何か仕掛けてくるだろうとは思いましたが、本編が1曲で終了というサプライズには驚きました。ファン層の中心はとんねるず世代の50代で、男女比は7:3。開演前には男性トイレに行列ができていました。チケットは即完売で、業界内でもなかなかチケットが取れなかったほどです。2人の“育ての親”とも言えるフジテレビの港浩一社長をはじめとした多くの業界人や芸能人も、客席で公演を楽しんでいました」(鑑賞したテレビ局関係者)

 ロックバンド・氣志團の綾小路翔(年齢非公表)がXで、《ステージセット、照明、演出、全て最先端。衣装もそれぞれが終始完璧》と手放しで称賛すれば、女優の坂井真紀(54)はインスタグラムに音楽デュオ・Every Little Thingの持田香織(46)との2ショットをアップ。《最初から最後まで最高のとんねるずでした かおちゃんと》とポストした。ナインティナインの岡村隆史(54)はインスタグラムで、《とんねるず THE LIVE 一緒に歌って踊って最高のライブでした!》と感想を述べているほか、木梨の親友である所ジョージ(69)、ヒロミ(59)と松本伊代(59)夫妻、勝俣州和(59)、ネプチューンの堀内健(54)らも来場し、2人の熱唱する姿を見守った。

「2人がそろって歌うのは、18年3月の冠番組『とんねるずのみなさんのおかげでした(みなおか)』最終回で、作曲家の後藤次利さん、元チェッカーズの藤井尚之さんら豪華メンバーによる生バンドで『情けねえ』を披露して以来です。前回の日本武道館公演から29年、それよりも前から2人は音楽活動でもいろいろあったので、サプライズゲストの登場も期待されていたのですが……」(同)

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