【光る君へ】彰子は87歳まで生きた 道長の周囲で長生きした人に見つかる共通点
平安時代の平均寿命は40歳前後
平安時代の平均寿命には諸説あるが、長い説でも男性50歳、女性40歳程度で、全体に40歳前後ではないかといわれることが多い。NHK大河ドラマ「光る君へ」でも、たとえば藤原道長(柄本佑)の姉で一条天皇(塩野瑛久)の母、詮子(吉田羊)の「四十の儀」の模様が描かれた。40歳まで無事に生きることが決して多くなかったから、それを祝う儀式があったのである。
第43回「輝きののちに」(11月10日放送)で、道長が三条天皇(木村達成)に、執拗なまでに譲位を迫った理由も、当時の寿命と切り離せない。...