「こういう生き方もあるよ、と」 音楽座「森 彩香」が舞台から届けたいこと

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 ミュージカルといえば海外から輸入した舶来モノが多いが、そんな中でオリジナルかつ良質の作品を一貫して上演し続けるのが1987年旗揚げの「音楽座ミュージカル」だ

 今月29日から東京・赤坂の草月ホールで「ホーム」を6年ぶりに再演。血のつながりがない家族の昭和から平成にかけての物語で、子どもを産んだ後に失踪する母・めぐみと娘・広子の2役を森彩香(さやか・31)が演じる。

 森が言う。

「6年前の2018年にも同じ2役を演じましたが、その時は入座3年目。...

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