なぜ「会場限定グッズ」商法をやめられないのか ファンと転売屋の間で板挟みになる“推し活”ビジネスの実態
東京国立博物館で転売騒動
11月1日から東京国立博物館で開催されている「ハローキティ展」の初日、グッズ目当ての“転売屋”が殺到して大混乱に陥った。サンリオは翌日にはホームページで混乱を招いたことを謝罪し、一部グッズの受注販売を行うことを明言した。また、現地でのグッズの販売方法を入れ替え制とし、購入可能な時間帯を限定するなどの対策をとり、いったんの沈静化を見た。
騒動から数日経った11月10日に会場を訪れたが、建物の外まで行列は伸びていたものの、大きな混乱は起こっていないようだ。...