「池田大作」氏との面会で「氷川きよし君は涙ぐみ、滝沢秀明君は激励を受け…」 元創価学会員「長井秀和」が語った、没後1年「池田名誉会長」に寵愛された芸能人たち

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「相当暇だったのでは……」

 学会員にとっては池田氏の貴重な肉声が聞ける場だったようだが、芸能界の流行も積極的に“放言”に取り込んでいた様子がうかがえる。

「私がテレビに出始めた頃から、池田先生が本部幹部会でやたらと『間違いないっ!』と連呼するようになったと聞きました。よく先生の口癖をまねしたのではと言われるんですが、私の方が先なんです」

 そう話す長井氏自身は、池田氏からどんな言葉を投げかけられたのだろうか。

「池田先生はテレビをよく観ている人で、当時、私が出演していたテレビ東京系の『朝は楽しく!』という視聴率が1%あるかないかの番組の内容まで把握していたのには、驚くというかあきれてしまいました。学会員なら朝の勤行で忙しい時間に放送されていたので、相当暇だったのでは……。その番組で、“私立小学校に通っていたので、地元で長井のことを知っている人はいない”と言われていたことを気にかけてくれたのか、池田先生から“長井君は地元に知り合いがいないのに、創価小で頑張ってきて、芸能界でも負けずにやっていて素晴らしい”というメッセージが、ようかんなどのお菓子付きで学会の芸術部を通して届きました」

後編】では、芸術部で中心的な役割を果たしてきた、久本雅美、岸本加世子、山本リンダ各氏の活動について証言している。

デイリー新潮編集部

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