元グラドルと不倫「玉木雄一郎氏」に飛び交うヤジと声援 最大の問題は「バブル人気が弾けた後」
国民民主党の玉木雄一郎代表は11月11日、東京の有楽町で街頭演説を行い、Smart FLASHが配信した記事について「報道された内容についてはおおむね事実です。家族のみならず期待を寄せていただいた全国の多くの皆さまに心からお詫び申し上げます」と謝罪、頭を下げた。その際、聴衆からヤジと声援という正反対の反応が飛び交ったのは象徴的と言えるだろう。
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Smart FLASHは11日、【独占スクープ】とする記事を配信。玉木氏と「高松観光大使」元グラドルが「地元ホテルで逢瀬…取材には『家族との話し合いが終わっていない』」と伝え、大きな反響を呼んだのはご存知の通りだ。
玉木氏が街頭演説で謝罪すると、聴衆からは「バカたれ」というヤジと、「頑張れ」という声援が飛んだという(註)。実際、ネット上の世論も似た傾向を示しており、批判と擁護が入り乱れている。担当記者が言う。
「批判の投稿はもちろん『言語道断、信頼失墜』と断罪する厳しい意見が目立ちます。さらに相手の女性は高松観光大使の解任が取り沙汰されるなど、ある程度の“社会的制裁”が進行しています。それに対し、玉木氏はお咎めなしという不公平な状況に対する憤りも少なくありません。2016年に当時、衆議院議員だった宮崎謙介氏の問題交際を週刊文春が報じると、宮崎氏は自民党を離党し、議員を辞職しました。この“前例”と比較して玉木氏や国民民主党の対応を『甘すぎる』と指摘する投稿も相当数に達しています」
東大から旧大蔵省というエリート人生
擁護論で圧倒的に多いのは「国民民主党の政策に賛同したため一票を投じたのであり、スキャンダルには興味がない」という意見だ。
「Xでは『玉木を応援しているのではなく、玉木の政策を応援している』、『手取りを増やす政策が実現するまでは頑張ってほしい』という応援メッセージが目立ちます。印象的なのが税金と社会保障費の負担が苦しいと訴える投稿が非常に多く、玉木氏を支持し、さらに財務省と厚生労働省を批判する傾向が鮮明です。中には『玉木氏のスキャンダル発覚は、財務省が潰しにかかっている証拠』という根拠不明の、陰謀論すれすれのポストも次から次へと投稿されています」(同・担当記者)
玉木氏は1969年5月生まれの55歳。香川県で生まれ、高校は名門校として知られる県立高松高に通った。東大法学部から大蔵省(現・財務省)に進み、2005年の衆議院議員選挙に民主党から香川2区で立候補した。だが、この総選挙はいわゆる“郵政選挙”だったため、自民党の候補に大敗を喫している。
2009年、民主党が政権交代を果たした衆院選で初当選。その後は6回連続当選を果たしている。2017年の衆院選では希望の党から出馬するなど、野党再編の紆余曲折を経て、2020年9月から現在の国民民主党で代表を務めている。
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