オフに大谷翔平が失うかもしれない「無二の盟友」 大谷へのダメージとは

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FAの情勢は流動的

 さらには主力の中にも、移籍によって大谷にダメージを与えかねない選手がいるというのだ。

「昨年オフにマリナーズからFAとなり、1年2350万ドルで加入したテオスカー・ヘルナンデスです。エンゼルス時代から大谷と親交があり、大谷が本塁打を打つとヒマワリの種を浴びせるパフォーマンスでも知られている。今季はクラッチヒッターとして99打点をマークし、自己最多の33本塁打を放っています」(前出の記者)

 1年契約を終え、再びFAとなる当の本人は、

「1日の優勝祝賀会で『ドジャースに戻ってくるために全力を尽くす』とスピーチしながら、感極まって男泣きしていました。ただしチームは、ヤンキースからFAとなるソトの獲得も視野に入れており、情勢はきわめて流動的です」(同)

「無二の盟友を失うことで……」

 そのヘルナンデスには現在、複数の球団が触手を伸ばしているとも伝えられており、

「大谷とは毎日のようにグラウンドでハグをする間柄で、ムードメーカーでもある。メジャーでの7年間で仲間が激しく入れ替わるのを目の当たりにしてきた大谷といえども、無二の盟友を失うことがマイナスに作用しかねません」(前出の記者)

 涙など無用のビジネスライクな世界なのだ。

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週刊新潮 2024年11月14日号掲載

特集「世界一『大谷翔平』4つの重大情報」より

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