豊田真由子氏&杉田水脈氏に仕えた「40歳元秘書」のお相手は? 付き合って3カ月で入籍した「28歳さわやか夫」との結婚秘話
人生いろいろ、家族もいろいろ、幸福の形もいろいろ。近年、「結婚がゴールではない」という声も大きくなりつつあるとはいえ、ゴールインした二人には幸せになってほしいと思うのが人情というものだろう。
そして、そのゴールに到達するまでには、十人十色のドラマがあるのは言うまでもない。目下、幸せに包まれているカップルにエールを送りつつ、出会いから現在までを根掘り葉掘り聞いてみる「令和の結婚事情レポート」。
今回登場していただくのは、元代議士秘書で産業用大麻に関する企業を結ぶ「HEMP HUB」代表の嘉悦彩さん(40)と、麻農家見習いの安味友一郎さん(28)。
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「年が離れていて“男の子”と見ていた」
麻で福を結んだカップル。縁の始まりは二人が兄と慕う人との酒席だった。
彩さんは今春まで16年間、国会議員秘書や政党職員を務め、自民党の豊田真由子氏や杉田水脈氏らに仕えた。昨冬、大麻取締法が改正されたが、それ以前から麻や大麻のことを勉強し、栽培の免許を所持する生産者に話を聞くため三重県伊勢市を訪れるようになった。
東京出身の友一郎さんは昨年3月、南伊勢町で麻農家見習いになったばかり。その月に開かれた産学官連携の「天津菅麻(あまつすがそ)プロジェクト」の神事に伊勢市の隣の明和町や皇學館大学のほか、生産者や企業の関係者、そして彩さんも参加した中、研修生として紹介される。
彩さんは「若い子が入ってきたんだ」と思ったが、友一郎さんは一度に多くの人に紹介されたため彼女のことは記憶に残らなかった。
繊維用大麻を収穫する7月、二人は再会。彩さんは収穫体験でその奥深さを知って麻への思いを強くし、伊勢市に行く頻度が増える。足を運ぶこと月1回以上。友一郎さんの車に同乗し、片道30分かかる畑へ二人だけで往復したことも。だが友一郎さんは栽培について覚えることがたくさんあり、彩さんを「奇麗な人だな」とは思っていたものの、二人の間に艶っぽい空気が生じる状態ではなかった。
彩さんも「年が離れていて“男の子”と見ていた」と言い、この時でも互いに連絡先すら知らなかった。
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